記事: このサイトの登場人物と、私たちが大切にする人たち
/guide または /about 配下に掲載。サイトの価値観を表明する記事。
準拠: 設計書 v5.0 / valued-freelancer-definition.md / 記事8(仲介事業者向け)
はじめに
このサイトには3つの立場があります — 発注者・紹介者・フリーランス。
立場は固定ではありません。一人のフリーランスが、ある日は応募者、別の日は知り合いに案件を回す紹介者になります。だからここでは「役割」として説明します。そして各役割について、私たちがどんな人を望ましいと考えるかを、隠さずに書きます。理由は一つ — このサイトは「正直で、相手を大事にする人」が得をするように作られているからです。
1. フリーランス
定義
自ら業務を受託して働く個人または一人法人。このサイトでは、案件に応募する人であり、案件を回す紹介者にもなれます。ハンドルネームで活動でき、実名の登録は不要です。
サイトが望ましいと考えるフリーランス
私たちが最も高く評価するのは、スキルの優劣ではなく、「この人の紹介なら間違いない」と言われる人です。具体的には:
スキルの高さは現場が判断します。私たちが見えるようにするのは、安心して一緒に働けるかです。スキルを誇示する競争ではなく、信頼で選ばれる場所を目指しています。
2. 紹介者
定義
案件を他のフリーランスに回す立場のフリーランス。受けられない仕事を信頼できる人に繋いだり、発注者の募集に知り合いを推薦したりします。商流に入らず直接契約に繋ぐ場合(A型)と、自社を経由させる場合(B型)があり、B型では紹介者自身が発注者としての法的義務を負います。
サイトが望ましいと考える紹介者
紹介はこのサイトの背骨です。安心して紹介が回るために、私たちはこういう紹介者を信頼します:
逆に、自ら稼働せず、案件をかき集めて中間で利ざやを取り続ける使い方は、紹介ではなく仲介業であり、無断で行うことを禁じています(正規の仲介は次章へ)。
3. 発注者
定義
案件の契約当事者となる事業者。エンド企業に限らず、元請やSES企業など、自社が契約の当事者になる事業者を含みます。会社名の公開と、登録確認(実在性の確認)が必須です。発注者は、商流上の自社の位置によって3つに分かれます。
3-1. エンド企業
自社の事業のために発注する、商流の最上流。このサイトが最も増やしたい発注者です。エンドの直接募集こそ、中間マージンのない最も健全な取引だからです。
望ましいエンド企業: 業務内容と報酬を明確に示し、フリーランスを対等な取引相手として扱い、支払いを守る企業。
3-2. 元請
エンドから直接受け、フリーランスに再委託する事業者。商流は浅く、健全な発注者です。
望ましい元請: 自社の位置(元請)を正直に申告し、エンドとの間に隠れた階層を作らない。手数料の構造を明示する。
3-3. エージェント(SES・仲介事業者)
案件を仲介する事業者。このサイトはエージェントを排除しません。良いエージェントを選んで受け入れます。
望ましいエージェント(独立して次章で詳述):
禁じているのは、エージェントであること自体ではなく、正体・商流位置・手数料を偽ることです。
サイトが望ましいと考える発注者(共通)
立場を問わず、こういう発注者を信頼します:
4. このサイトが良いと考えるエージェント(詳説)
エージェントについては、正直にお伝えすることがあります。
このサイトは、価値を足さない中抜きと構造的に競合します。 商流を透明にし、単価相場を公開する仕組みは、間に入るだけのポジションを不利にします。それでも私たちは、良いエージェントには積極的に使ってほしいと考えています。良いエージェントとは:
良いエージェントの4条件
私たちが考える、エージェントの居場所
価値を足さない中抜きは、長期的には飛ばされていきます。私たちはそれを止めません。けれど、案件を作る力・人を見立てる力を持つエージェントは、このサイトでこそ評価されます。掲載どおり率という数字が、誠実な事業者を黙って推薦してくれるからです。不透明なマージン業から、透明な手数料業へ — その移行を、このサイトは歓迎します。
詳しくは「仲介事業者の方へ — このサイトの考え方」をご覧ください。
おわりに — 共通する一つの価値観
役割は違っても、このサイトが大切にする人は同じです。
正直で、相手を大事にし、約束を守る人。
スキルの優劣や、商流のどこにいるかではありません。掲載したとおりに振る舞い、嘘をつかず、相手の時間と信用を尊重する — そういう人が、このサイトでは得をします。私たちは、そのための仕組み(商流の透明化・掲載どおり率・成立実績・認定)を用意しているだけです。